熟成期間1年の若いランビックと2年から3年熟成した古いランビックを混ぜて瓶詰めしたもの。若いランビックはまだ完全には発酵していないため、瓶内二次発酵 (いわゆるmethode champenoise) が起こり、炭酸ガスが発生する。約1年の再発酵で良いグーズになるが、瓶のままで10年から20年保存できる。
伝統的な製法では、醸造したての(ランビックとは限らない)はるかに薄いビールをランビックに加え、さらに黒砂糖(キャラメル)または糖蜜を使用することもある)を加えた低アルコール分のビールであった。ハーブを加える場合もある。今日生産されているファロにも黒砂糖とランビックが使用されているが、その味は必ずしも軽いものではない。今のファロは瓶詰めされているが、瓶で二次発酵しないよう、熱処理がなされている。
7月の終わりから8月の始めに収穫された木苺を、18ヶ月間熟成させ古いランビックと、熟成の若いランビックをブレンドした100%ランビックの入ったオーク樽の中に約6週間から1年間漬け込ます。割合はランビックビール5リットルに対して1キログラムの木苺が漬け込まれており、ほのかな甘さの中に、まるでロゼワインを思い出させる様なアロマと、ドライなワインが醸し出す酸味を含んだアロマがミックスされてます。
ランビックにクリークと呼ばれるサクランボの一種を加え、瓶内で二次発酵させたてできあがるのがクリークである。伝統的な製法のクリークはグーズのように辛口で酸味を持つものとなる。
まさに青リンゴ、ライムのような爽やかな香りがします。甘酸っぱいリンゴジュースのような味わいで、アルコール度数も低いので、アルコールが苦手な方にも美味しく飲んでいただけると思います。
香り・口当たりともに最初はバナナの甘さのアタックが強いのですが、そのあとでランビック特有の酸味が際立ってきます。ユニークな味わいです。
オレンジがかった濃いルビー色。まさにカシスの香りです。甘さ控えめで酸味とのバランスもよく、とてもおいしいビールです。
黄金の液体から立ち昇る桃の香りは、蜜にすいよせられる蝶の気分に。かぐわしい魅惑的なピーチの風味と大人の蜜の味。
とろとろに熟れに熟れた黄色い桃を口いっぱいに齧った時に脳が支配されるような、甘い桃の香りと味わいに思わずうっとり。しかしながら決して甘ったるくなく、ホップの微かな苦味によってドライに仕上がっています。